ライン河の左岸、ラインヘッセン地域のヴォルムスで生まれた白ワイン「マドンナ」。 1908年、リープフラウミルヒの元祖であるファルケンベルク社が、自社のワインを聖母教会にちなんで「マドンナ」と名づけてから100年。今も伝統あるワインの威厳と品質を守っています。生産者であるファルケンベルク社は、1786年に創設された、ドイツを代表するワイン商。ファルケンベルク社のマドンナの上級品!ミュラートゥルガウ&ケルナー&シルヴァーナー&リースリングで造られるカビネットは洗練されたエレガントな味わいが感じられます。
◆Liebfraumilch Madonna KABINETT 2020 P.J. Valckenberg
◆ワインの種類:白ワイン ◆テイスト:やや甘口
◆生産地:ドイツ / ラインヘッセン
◆ヴィンテージ:[2020]年 ◆内容量:750ml
ドイツ、フランクフルトの南西に位置する、ライン河河岸の街・ヴォルムス。「ニーベルンゲンの指環」の伝説の舞台としても有名なこの街はまた、マルティン・ルターの宗教改革の発端の地であり、美しい大聖堂や教会が立ち並ぶ「祈り」の街としても知られています。ヴォルムスは、葡萄栽培史上、リースリング種がはじめて栽培された地としても有名です。北国の厳しい気候条件のもとで育まれた葡萄は酸が強く、その特徴を風味に生かす独特の製法で、世界的なレベルの白ワインをつくり出しています。マドンナは、このヴォルムスで生まれました。 ヴォルムスの町には、リープフラウエンキルヒという名の「聖母教会」があります。この教会で、修道僧たちが作っていた大変おいしいワインを「リープフラウミルヒ(「聖母の乳」という意味)」と名づけたのが始まりです。このワインはあまりにも評判になったため、まねをするものが次々現れ、ついにこの地方の高級ワインのタイプ名称になってしまいました。 そこで、本家の聖母教会のぶどう園を所有しているファルケンベルク社では、自社の元祖リープフラウミルヒを「マドンナ」と名づけ、伝統あるワインを他の製品と区別しています。 ヴォルムスの「聖母教会」では、中世から葡萄を栽培し、ワインづくりを行ってきました。しかし、17世紀の度重なる戦乱によりドイツ全体が荒廃し、「聖母教会」の葡萄畑も大きなダメージを受けました。19世紀初頭に、この葡萄畑を受継いだファルケンベルク社では、荒れ果てた葡萄畑の修復に乗り出しました。そのとき、畑の中から1689年の戦乱以後行方不明になっていた、礼拝堂の聖母像が発見されたのです。この聖母像は葡萄園内に大切に祀られ、ワインづくりに携わる地元の人々から信仰を集めるようになりました。今日でも葡萄やワインの守り神として、多くの人々がこの聖母像に祈りを捧げています。 |
リープフラウミルヒ マドンナ 2020年 カビネット「マドンナ」のラベルにもある聖母「マドンナ」は、その深い愛情と美しさから母の象徴として愛され、信仰されています。 また、聖母「マドンナ」は、人々の幸せのためにさまざまな“奇跡”を起こす幸運のシンボルでもあります。聖母「マドンナ」の名前のワインを飲みながら、ちょっとした願いをかけてみてください。 あなたに、幸運がそっと舞い込むかもしれません。マドンナの魅力は、やさしく、ふっくらした果実のような味わいです。 爽やかなナシや熟したリンゴ、またレモンやライムを思わせる豊かな果実香が立ちのぼります。 皆様から愛されるその特長は活かし、更に香りを華やかに、よりリッチでフルーティな味わいを完成させました。 この絶妙な酸味と甘味のバランスこそが、マドンナが追い求めてきた理想の味わいです。フルーティでありながら、すっきりとしたおいしさの「マドンナ」は、和食との相性はもちろんのこと、スパイシーなエスニック料理や中華とも、抜群の相性です!そのやわらかい味わいは、冷やしてお飲みいただくとさらに際立ちます。いつもの食卓で、また、うれしいことがあった日のちょっと特別なお食事に、きりりと冷やした「マドンナ」で、幸せなひとときをお楽しみください。
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「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。