John Titor 5 このスポンジは千葉県某ドラッグストアにて出会い、その水切れの良さ、泡立ちの高さ、抜群に気持ち良い洗い心地にすぐに虜になった。以来、他のスポンジに浮気することなく一途にラブスポンジを使い続けてきた。毎日毎日お世話になった愛のスポンジなのだ。その出会いから3年、ちょっとした不祥事で某ネズミの組織に追われ、千葉を逃げ出した私の手元に残っていたのは、買い置きしていたラブスポンジ三個のみ。心もとないストックを使いきった後は、ダスキンやレックなど売れ筋のスポンジをひと通り試してみるものの、ラブスポンジ程の快感に出会えることがなかった。まったくの消化不良、まったくの欲求不満な日々を悶々とした気持ちで過ごし続けていた。ラブ、君がいない日々がどんなに長く感じられたことだろうか。君と出会ったあの日の夜を何度も夢に見てしまう。ソープ通いがやめられないオッサンのごとく、組織の目を盗んで千葉まで戻り、買い溜めてくるか悩むほどであった。しかし今日、昔の恋人の名前を検索してしまうような気持ちで、ふとアマゾンで検索してみると、あるじゃないかラブスポンジ!!(この商品以外、全然興味がないんだけれど、この会社の製品全般がAmazonにて売り始めた模様。)若かりしあの頃の歩能が再び胸に灯る。私は懐かしさと、久々の出会いで胸がバクハツしてしまいそうだ!天にも昇る心地でカートに20個のラブスポンジを放り込むのであった。もう君を離さない。八ツ矢工業ラブスポンジ(品番15035 ¥194)。