ヘッドにシャフトを組み付ける際、ネックの隙間を埋めなければ適性な接着強度を得ることができません。セル管やアルミ管ではうめることができないほんのわずかな空間を埋める際に役立つのが粒子状の接着強化剤です。
従来の「グラスビーズ」はカーボンシャフトに適正な接着強度をもたらすことができました。しかし、スチールシャフトの場合、金属と金属の間に噛ませる事になり、ビーズが割れてしまいより強力な接着強度を得る事ができませんでした。
「アルミパウダー」は純度99%以上のアルミ粒子です。粒子が割れる事なくスチールシャフトに食い込み、抜群の接着強度を得る事が可能になります。
また、手具すなどを噛ませる場合と違い、シャフトの外周全体で隙間を埋めるので、シャフトの挿入位置の調整、バランス調整が容易に行えます。