画像を混じえたわかりやすい説明はトリオファームの特別栽培米 蛇紋岩でそだつ「八木川米」とはから御覧頂けます。
取扱は種類がコシヒカリ、無農薬コシヒカリ、いのちの壱で、それぞれに玄米・精米・無洗米の3種類の商品が設定してあります。
他の商品は検索窓に「八木川米」と入力しお調べ下さい。
精米は約10%、無洗米は約15%重さが減ります。
精米の商品は精米度合いを5ぶ・7ぶ・標準・上白から選べます。(指定が無ければ標準、いのちの壱は5ぶづき不可)
変更は購入時の備考欄に必ずご記入下さい。
間違えて精米してしまうと発注を受けてから精米することにしていますので、その商品はもう販売ができなくなってしまうためご協力お願いいたします。
完全無農薬をご入用の場合八木川米ケミフリをご購入ください。
配達日時指定は購入時の備考欄にご記入下さい。
配送料は北海道・沖縄・離島宛以外無料です。
購入個数毎に北海道・沖縄宛は別途送料をいただきます。
離島宛は場所により送料が異なるため商品を減量して発送しています。
先に連絡をさせていただき、了解を頂き次第発送いたします。
佐川急便での発送になりますが、沖縄・離島宛はゆうパックで発送致します。
他の通販サイトでも販売しています。
トリオファーム ネットストア(自社通販サイト)
楽天市場
Amazon.co.jp
ECサイトでのお値段はそれぞれECサイトの手数料ごとに違いますのでそれぞれのサイトでご確認下さい。
直接取りに来られる方は別料金で販売いたしますので、トリオファーム公式ウェブサイトにある別料金表をご確認下さい。
蛇紋岩米や温石米の八木川流域で栽培
八木川米は、蛇紋岩(温石)を非常に多く含んだ、八木川が流れる土地で育ちます。
この格別に美味しいお米を育てる珍しい土壌は日本にはほとんど無く、栽培面積も少ないので「幻のお米」としても有名です。
ここで採れる蛇紋岩米・温石米は名だたる料理店や無印良品のカフェなどで使われていることから最高級米として高く評価されています。
寒暖差のおおきい山に囲まれた土地と蛇紋岩のミネラル、そして綺麗で豊富な八木川の水は日本で最高のお米づくりに適した土地といえるでしょう。
日本穀物検定協会の食味ランキングでは、この兵庫県の県北である但馬地方がコシヒカリの特A評価の常連地域となっていて、八木川米の産地を含む蛇紋岩地帯はその中でも特に味が優れていると評判です。
有機肥料のみで栽培・それを活かす耕うん
苗を育てる時から有機肥料しか使わず栽培しています。
化学肥料は成長が不自然になるので味も不自然になりますし、もちろん人間の体にも環境にもよくありません。
なによりオーガニック質な肥料を使ってつくったお米のほうが稲が自然に成長する分だんぜんおいしいです。
トリオファームでは但馬牛で有名な美方ファームと農畜連携を行い、田んぼに入れている有機肥料に但馬牛の有機堆肥を使用しています。
最高に美味しい但馬牛は、最高に美味しいお米もその堆肥から育ててくれます。
お米はトラクターがなかった頃、皆耕うんや代掻きを牛が行っていました。
その時牛の糞が落ちて肥料になっていたことを考えれば、最もお米に相性が良い肥料は牛の堆肥だとトリオファームは考えています。
その状態に近づけるためトリオファームが採用した「田植え前に堆肥のみを入れる」という施肥方法は、人と自然が調和できる自然農法の一つの形です。
合わせてトリオファームでは昔ながらの牛による耕うん方法を参考に、企業秘密にはなりますが有機肥料を稲に効率よく作用させることのできる通常とは違った耕うん方法を適用しています。
これにより有機肥料が過多になりすぎず、良い田んぼの状況を保つことができます。
有機肥料しか使わないので、もちろんコーティング肥料も使っていません。
多くの農家が使うコーティング肥料のプラスチックが溶けずに残って、海に流れだし問題になっているのを知っていましたか?
SDGsの運動が盛んになる昨今、より環境に優しく循環可能な農業をトリオファームは目指します。
ほぼ無農薬に近い減農薬
殺菌剤と殺虫剤を使いません。
減農薬といってもこの2つをまったく使わない低農薬栽培はほとんどありません。
稲がお米を育て始めるまでの除草剤しか使わないので、田んぼは毎日水で洗われていくためほぼ無農薬に近い自然に近づけた農法です。
殺菌剤を使うと微生物の、殺虫剤をつかうと虫の生態系を壊してしまいます。
もちろん種も無農薬のものを仕入れ、60℃のお湯につけることで殺菌しています(温湯消毒)。
畦(たんぼの周り)に生える草に関しても除草剤を使っていません。
手間がかかっても全て人力で刈り取っています。
また、完全に無農薬の八木川米が食べたいというお客様向けに、手間が非常にかかるため少量しか作れませんが完全無農薬の八木川米ケミフリも合わせて販売しています。
露地とポットで元気に育つ苗
ビニールハウスではなく露地で田んぼに植えるまでの苗を育てます。
今はあたたかいハウスで一気に育てるのが当たり前になっていますが、成長が早いと弱い苗になるので、外で育てています。
ゆっくりじっくり低い温度で発芽させて育てれば良い苗ができ、うまい米になります。
さらに苗は一つ一つ小さなポットに種を蒔いてみのる方式で育てています。
普通の苗では植える時に根をちぎってしまいますが、特殊な機械を使ったこの方式ならポットから根ごと取り出して植えられるため、通常の苗より自然で元気に田んぼに根づきます。
より自然な乾燥方法
普通は時間がかかるので使わない種子に使う低温のモードで時間をかけてじっくり乾燥します。
これははざかけ(ハサ干し・稲木干し)による天日干しでの自然乾燥により近い乾燥方法です。
その方が発芽率もよいので玄米食にも向きますし、発芽玄米を作る方にもおすすめできるからです。
普通の乾燥だとお米が種として死んでしまいやすく、味も落ちてしまいます。
天日干しのお米がなぜ美味しいのかというと、それは種として生きているからなのです。
天日干しは場合によっては表面は過乾燥になってしまい、米が傷んでしまうこともありますが、この方法なら過乾燥による痛みを防ぐこともできます。
有機JASには乾燥方法の指定はありません。
丁寧な籾摺り、選別
お米の表面の殻をとりのぞき、玄米を取りだす籾摺りは時間をかけてじっくり行います。
そうすれば玄米に傷がつかずツヤツヤで仕上がり、鮮度が保てます。
有機JASのお米であっても、この工程を疎かにして玄米の質を下げてしまっているお米はたくさんあります。
あとは色彩選別機と石抜き機で黒いお米や他の植物のタネ、石を取り除きます。
色彩選別機では味が落ちる原因となる「しらた」もできるかぎり取り除いています。
農家直送のお米はこの選別機導入していない場合、不純物が多くとても質の悪いものがありますが、八木川米はそのようなことはありません。
選別機が使われていても、籾摺りの力加減としらた抜きは玄米ができるまでに時間がかかる上、調整が難しいので普通はここまでやりません。
また、八木川米はまれに黒いお米や他の植物のタネを含んでいますが、これは本当に農薬を減らし、機械でそれを取り除いている証拠です。
美味しさにこだわった品種
こしひかり、いのちの壱を栽培しています。
コシヒカリは、南魚沼産のコシヒカリも含め新潟県産で問題になっているコシヒカリBLではありません。
地域内での循環を考え、地産地消で同じ但馬の地域で採れたコシヒカリの種を使って栽培しています。
やはり新しい品種がでても、すべてコシヒカリと比べられていることを考えれば、コシヒカリが美味しいのです。
いのちの壱は種籾を自家採種しています。
コシヒカリの突然変異として見つかり、味もよく、他の品種より粒が大きいことで知られるいのちの壱の八木川米は、おそらく国内でも最も高級なお米のひとつと言えるのではないでしょうか?
低温保存で発注を受けてから精米
農家直送のお米は玄米が常温保存されていることもありますが、トリオファームでは味が落ちてしまわないよう、気温が上がる3月以降17℃の冷蔵庫で玄米を保管しています。
また、場所の許す限り全て籾摺りを行わず、更に鮮度の保てる籾状態で保存し美味しさを損なわないよう気をつけています。
合わせて、鮮度を保つため必ず発注を受けてからの精米で白米にします。
発注前に指定がない場合は標準で精米して発送します。
標準での精米は、なるべく胚芽が残るよう調整し、胚芽米になるように精米しています。
気温と機械の調子によってうまく胚芽米にならない場合がありますので、ご了承ください。
玄米はこちらで精米する手間がかからないので安くしています。
もし近くに精米機があれば玄米で買われることをおすすめします。
また、近年安価な家庭用精米機が販売されています。玄米で買い、都度食べる分だけ精米することをおすすめしています。
クラフト紙によるエコな梱包
トリオファームは梱包でも環境に配慮したいという思いから、梱包には環境負荷の少ないクラフト紙を利用しました。
米袋、梱包テープ、ダンボールに至るまですべてクラフト紙で統一しています。
梱包にプラスチックを用いていないので、お客様は商品に使われた梱包を紙のリサイクルに出すだけでOKです。
合わせて、出荷案内書と領収書は不要な紙を使わないよう、メール送付にて対応しております。
とくに表記がなく普通に流通しているお米は八木川米ほどこだわっておらず、慣行の方法で化学肥料と農薬を使って作られているのが現状です。
また流通の過程で他の品質の悪い別種のお米とブレンドされることが多いようです。
八木川米がこだわって安い値段なのは、お米屋さんを通さず農家直送であること、そしてなにより美味しくて安心・安全なお米を皆さんに食べて頂きたいからです。
今の時代はいろいろな農家のお米を混ぜて一つの商品を作るお米屋さんからお米を買うより、しっかりこだわって作っている農家から直接購入するのがよいお米を買う秘訣だと思います。