カエデ・マンシュウイタヤ<満州イタヤ> 種子20粒 Shantung maple 20 seeds
・学名 Acer truncatum
・米国から直輸入(輸入時期2021年11月)。3年半ぶりに入荷しました。前回は自生地である中国河北省産の種子でしたが、今回は米国カリフォルニア州の栽培品から採集された種子です。
・中国原産のカエデですが、欧州や北米で観賞樹としてさかんに利用されます。成長は緩慢で、あまり大きくならないため比較的狭い場所への植栽に向いています。枝葉が密生し、夏には濃密な樹陰を提供します。秋には黄色や橙色、紅紫色に鮮やかに紅葉します。
・英名シャンタンメープルのシャンタン(Shantung)は、中国の山東半島の意味で、同地方に多く自生することに由来します。中国名 元宝槭
・種子の休眠打破は家庭用冷蔵庫で可能です。





マンシュウイタヤは、中国北部と朝鮮半島に分布するムクロジ科カエデ属の落葉性広葉樹です。
樹高は通常6~8m、最大でも15mの中低木で、幅広い円状の樹冠を形成します。
樹皮は若木では灰緑色で滑らか、後に灰褐色となり、縦に浅く溝が入ります。
葉は対生し、直径5~12cm、掌状の単葉で浅く5裂します。
裂片は通常全縁で、しばしば縁が波打ちます。葉柄を切断すると乳白色の樹液を分泌します
葉色は光沢ある緑色で、秋の紅葉ははじめ明るい黄色、のち橙色から鮮紅色へと変化します。
種子は、一昼夜の吸水後、休眠打破のために通常1~4ヵ月間の低温湿潤貯蔵が必要とされます
(播種前の休眠打破処理は不要といった記述も見られます)。
<かんたんな低温湿潤貯蔵の方法>
1.吸水後の種子を湿らせた刻み水苔やバーミキュライトなどと混合し、チャック付ポリ袋へ封入します。
2.冷蔵庫へ入れ、5℃以下で貯蔵します(ただし凍結は不可)。
※貯蔵中に種子が乾燥しないよう注意してください。
以下は、仕入れ元からの提供情報です。
<収穫年>
2021年
<収穫地>
米国カリフォルニア州
<発芽率>
90%以上
<低温湿潤処理の期間>
4ヵ月。秋播きよりも低温処理を行って春播きしたほうが好結果が得られます。
カエデ・マンシュウイタヤ<満州イタヤ> 種子20粒 Shantung maple 20 seeds