JR311系は、1989(平成元)年の金山総合駅開業や名古屋地区新快速運行開始にあわせて登場した車両です。
車内はオール転換クロスシートとし、クハ310形にはトイレが設置されました。1次車から3次車まで4両編成15本が製造され、2次車からは先頭車前面の列車番号表示器の省略、車外スピーカー位置の変更等があります。
2006(平成18)年頃から集電装置をシングルアーム式に順次交換し、2009(平成21)年頃からはスカート下部にATS車上子保護板が設置されました。また、2020(令和2)年頃より車体側面に設置されていた号車札が撤去されました。