1924年ヴィットリオ・デ・ボルトリは、全財産をもって新天地オーストラリアに、北イタリアから移民としてやって来ました。1928年、弟ピエリノと共に55エーカーのブドウ畑をニューサウスウェールズ州ビルブルに購入しワイナリーを設立しました。 1979年設立者であるヴィットリオの死後、2代目ディーン・デ・ボルトリが相続し、ビジネスの拡張と安定が図られました。そして1982年に3代目のダーレンがセミヨン種で造った貴腐ワイン、ノーブルワンが成功し世界的に注目され、以後現在まで数多くのトロフィーや金メダルを受賞し、デ・ボルトリ社はテーブルワインのみならず、プレミアムワインメーカーとしての確固たる地位を築き上げたのです。 現在では年間6000000ケースを超える生産量を誇り、オーストラリア最大級のワイナリーとなっています。最近ボルトリファミリーの娘婿であるワインメーカーのスティーブは、ワインメーカーオブザイヤーも受賞しています。彼らは“高い価値のある地域の特性をしっかり持ったワイン造り”をモットーとしワインは品種の特性だけではなく、地域と季節の特徴を持つべきと信じており“産地の個性”を大切にしています。 |
デ・ボルトリ DB セミヨン・シャルドネ 2021年セミヨン70%とシャルドネ30%をフレンチオーク樽とアメリカンオーク樽で発酵後、柔らかみを出しテクスチャを持たせキャラクターを際立たせる為に全体の20%をマロラクティック発酵を行うハイコスパ白ワイン!柑橘系や柔らかなピーチの香りの中に、僅かに感じる青草やバニラのニュアンス。心地良いフレッシュな口当たりにセミヨン特有の果実の厚みと爽やかさが印象的。
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