ランチアストラトスは世界初のパーパスビルトマシーンとして開発され、
FRP製のカウルを前後に持つ革新的なミッドシップマシーンとして誕生しました。
1970年代ラリーのパワー競争は年を追う事に激化、
勝つためには高い運動性能と軽量コンパクトなマシーンが必要でした。
ランチアはこれまでの市販車をベースにラリー用マシーンを制作するという考えを捨て
ストラトスは世界で初めてWRCのタイトルを獲得する目的だけに開発されています。
1970年11月ベルトーネはトリノショーにおいてオリジナルストラトスを発表、
1971年11月にはミッドシップレイアウトを導入した