発酵タラ肝油カプセル
発酵タラ肝油は癖があって飲みにくいという方のために、カプセル入りの発酵タラ肝油の取り扱いを始めました。一瓶に120カプセルが入っています。
1日に必要なオメガ3を摂取するためには8粒を数回に分けて摂取することをお勧めします。
発酵タラ肝油は実は大昔から飲まれている天然のサプリメントです。
ビタミンA、D、E、K2、鉄分、EPA、DHAを豊富に含んでおり、胎児の発育に欠かすことの出来ない栄養素がたっぷりです。
タラ肝油に関しては多くの研究において、その効果が実証されています。
発酵タラ肝油がオススメな3つの理由
(1)EPAが豊富
EPA(エイコサペンタエン酸)はサバ、イワシ、サンマなどの青魚に多い脂です。
海藻にはもともとEPAの前駆体であるαリノレン酸を豊富に含んでいます。
この海藻をたっぷり食べた魚は体内でαリノレン酸をEPAに変換し、さらに一部がDHAへと変換されます。
EPAの働きとして特に注目されているのが「抗炎症作用」です。
特に慢性炎症である、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、関節リウマチ、がん、潰瘍性大腸炎、動脈硬化、心疾患などの循環器疾患、腎疾患などにおいて、炎症抑制効果を発揮します。
(2)DHAが豊富
脳の神経細胞は他の細胞に比べて構造が非常に複雑な形をしています。それは、神経伝達物質のやりとりがすべての細胞の中で最も多く、そのために細胞の形も複雑でなければならないからです。
脳は60%が脂肪で出来ています。脂肪が不足すると情報伝達のスピードが落ち、頭の回転が鈍くなります。
そして成長期の子供であれば脳内の神経細胞の発達にも影響を及ぼします。
脳は人体の中で司令塔の役割をしているため、毒素や不要な物質が簡単に脳内に入り込まないよう関所のような役割をする場所があります。それが「血液脳関門(ブラッドブレインバリア)」です。
血液脳関門は、血液の中にある分子が大きい物質を脳の中に入れないようにしています。そして、脂肪は分子が大きいものの一つであるため、摂取してすぐに脳の中に入ることができません。
そのため、体内の他の細胞にて摂取したEPAをDHAに変換することで、血液脳関門を通過し、脳の神経細胞の細胞膜となり、情報伝達に一役買うことができるようになります。
摂取したEPAのうち、体内でDHAに変換されるのはおよそ10%ほどと言われています。しかし、日本人はもとも魚の摂取量が多かったため、その変換率はさらに低いと考えられています。
近年では魚の摂取量が少なくなっているため、魚から得られるDHAの量も減少しています。最近、EPAやDHAを含んだサプリメントが安く購入できるようになっていますが、これらは魚油から抽出しており、さらに加熱処理をされていることがほとんどです。
魚油は非常に酸化しやすく、一度酸化してしまうと体内にも酸化を起こしてしまいます。一方、発酵タラ肝油は酸化しにくいため、長期保存が可能で体内への悪影響も最低限抑えることができます。
魚油や肝油は加熱処理するとふくまれている脂肪、ビタミンの構造が変性してしまい、本来の機能を発揮することができなくなってしまいます。しかし、発酵タラ肝油は加熱処理をしないためこの心配もありません。
発酵タラ肝油カプセルは、加熱処理をすることなくカプセルに詰め込んでいるだけですので、同様の効果を期待できます。
このような理由から、DHA/EPAの豊富な発酵タラ肝油カプセルの摂取は有効です。
(3)脂溶性ビタミンが豊富
・ビタミンA
ビタミンAは皮膚や粘膜を保護し、免疫機能を高め、視力を正常に維持する作用があります。不足すると、皮膚や消化器官の粘膜の代謝がスムーズに行われなくなり、肌が荒れたり、目が乾燥しやすくなったり、消化管の吸収能力が低下したり、暗いところで目が見えにくくなったりします。
これまでビタミンAは動物性食品から取らなくても緑黄色野菜などのβカロテンを多く含む食材を取っていれば良いと考えられてきましたが、体質によりβカロテンからビタミン Aを合成する能力が低い人がいることがわかりました。
そのため、ビタミンAは動物性食品(レバーなど)から摂るようにしましょう。苦手な方は発酵タラ肝油・天然のビタミンAサプリメントでの摂取をお勧めします。
・ビタミンD・・・骨を作るためのミネラルの吸収を助け、腸においてカルシウムの代謝に役立つ働きがあります。このため、カルシウムが不足していなくてもビタミンDが不足すると、くる病(背骨や四肢の骨が変形する)や骨軟化症(骨がもろくなる)が発症しやすくなります。ビタミンA同様、細胞の適切な増殖と分化を誘導します。
また、細胞が古くなったら自ら壊れるアポトーシスという働きも誘導しています。ビタミンD不足は免疫力低下、花粉症、アレルギー、ぜんそく、ガンなどと関与します。
日光を浴びることで腸内細菌がビタミンDを合成するため、日光に当たる時間が少ないとビタミンDが減少してしまいます。
冬は日照時間が少ないことでビタミンDの合成量が低下し、風邪やインフルエンザ、花粉症のきっかけになります。美白のためUVカットをしている場合はサプリメントでの摂取がお勧めです。
発酵タラ肝油カプセル