小笠原諸島の天然海水・20L

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小笠原諸島の天然海水の特徴
〜天然海水は産地によって成分が大きく異なります〜

1. 清浄な海水
世界自然遺産に登録された亜熱帯の小笠原諸島の表層海水は、清浄性が高い事が特徴。
他地域の海洋深層水よりも、生菌数が少ないこと(0-9cfu/ml)が分かっています。
また、小笠原諸島は太平洋の孤島であり、汚染物質は皆無です。
断崖絶壁の地形のために、外洋の清浄な海水が沿岸近くで採水できます。

2. リンと窒素がほとんどなく、カルシウム分が多い海水
世界中の海を調査する北海道大学の研究船によると、小笠原諸島の海域は世界随一の透明度を誇るとのこと。
透明度が極めて高い理由は、海水中に栄養塩のリンと窒素がほとんどないので、植物プランクトンがほとんど発生しないためです。
サンゴや石灰藻など炭酸カルシウムを生産する生物は、リン酸塩が海水中にたくさんあると石灰化が阻害されてしまいます（石灰藻の場合は1.0μM以上）。
サンゴや石灰藻にとってリン酸塩は天敵。
「小笠原諸島の天然海水」は高精度の分析でも検出されないほど、リン酸塩を含まない事があります。
海洋化学を専門にする研究機関で「小笠原諸島の天然海水」のリン酸塩濃度を測定してもらったところ、0.01μM未満（検出限界）でした。
透明度が高く、リン酸塩がほとんどない小笠原諸島の海水が、世界自然遺産のサンゴや熱帯魚を育んでいます。
また、小笠原の海水は他の海域に比べてカルシウム分が多いので、サンゴやソフトコーラルの飼育に適しています。
茶ゴケ（ケイ藻）の必須栄養であるリンと窒素の濃度が限りなくゼロに近いため、茶ゴケの発生を抑えることもできます。
一方、一般的に深層水のリン酸塩濃度は約2-3μMでpHも7.8と低く、深層水はアクアリウムの飼育には適していませんのでご注意願います。

　（ リン酸塩0. 1μM = 0.0 1mg/L=0.01ppm . 栄養剤や餌の添加、飼育生物のし尿等でリンと窒素の濃度が増加した場合、茶ゴケが発生する場合があります。）

3. ハードコーラルが生息している岸壁で採水
　ハードコーラルが生息している岸壁で採水しています。雨荒天時や海が濁っている場合は採水しません。

4. 品質管理を徹底
採水毎に海水のリン酸塩濃度、pH、塩分濃度(比重）を測定して品質管理を徹底しています。
採水場所ではハードコーラルが生育しており、その生育状況も確認しています。
pH、塩分濃度（比重）測定も大学等の研究機関で使用する高性能の測定機器を使っています。

5. 当会独自開発の成分を添加
小笠原諸島の天然海水は生きています。天然海水が弱ったり、死んでしまわないよう、当会独自開発の成分を添加しています。
また、魚類や珊瑚等の海洋生物がより元気になる無毒の成分を添加しています。
＊添加成分は当会のトップシークレットのため、添加成分に関するお問い合わせには一切お答えすることができません。
*添加成分を含まない天然海水をお送りすることもできます。ご注文の際にお申し付け下さい。

6. 水産科学博士が水質管理
当会は北海道大学大学院で水産科学の博士号取得者が採水と水質管理を行っています。
専門的な知識と経験を持った研究員が小笠原諸島の天然海水をご提供しています。

弊会の海水品質基準（採水毎に測定しています）