アベラワー蒸留所は、1826年にジェームズ・ゴードンとピーター・ウェアによって、スペイサイドのほぼ中央、秀峰ベンリネス山を源とするラワー川沿いに建てられました。
村の周囲は、峻険な頂に覆われたベンリネス山を始めとした、雄大な山々の風景が取り囲んでいます。
アベラワー蒸留所が仕込みに利用する水は、ベンリネス山に降る豊かな雨と雪が地下の花崗岩とピートで濾過されたとても清らかな軟水です。
アベラワーのシングルモルトが持つ滑らかな舌触りは、水の清らかさから生まれているのです。
蒸溜所の現在の建物は、1879年の火災後に再建された物でヴィクトリア朝の美しい建物です。 1974年にフランスのペルノー・リカール社に買収されました。 発酵漕はステンレス製が6基。ポットスチルはストレートヘッド型で、初溜釜2基、再溜釜2基の合わせて4基など、近代的設備が付け加えられました。
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