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ブリュットを確立した先駆者
ポメリー社は、1836年、ナルシノ・グレノにより設立されました。1856年にルイ・アレクサンドル・ポメリーの参加によりポメリー・ エ・グレノ社となりますが、2年後ルイが亡くなってしまいます。
経営を引き継いだマダム・ポメリーは辛口シャンパン(ブリュット)を発表。この辛ロシャンパンの出現により、英国におけるシャンパン消費量は、一気に3倍にも跳ね上がったと言われ、19世紀末までには ヨーロッパ全土で愛飲されるようになりまし た。
現在主流となっている辛口シャンパンのスタイルを確立した先駆者と言えます。
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最上の畑と理想的なセラー ポメリー社は、シャンパーニュ地区でも最上とされるエリアに675ヘクタールの広い 専用畑を所有しています。その半分を占めるグランクリュは、南に面した傾斜のある 水はけのよい畑で、シャンパン造りに最適な畑とされています。 マダム・ポメリーは、ローマ時代の石灰岩の採掘場がシャンパンを貯蔵するのに理想的な環境であることも熟知していました。 全長18km、深さが地下30mにまで達するセラーでは、年間を通じて10℃という瓶内熟 成において理想的な温度の中で2900万本ものシャンパンが貯蔵されています。
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