kaori h 3 購入後、国内5日間出張と、海外4泊6日出張に1回ずつ行きましたのでレビューをアップすることにしました。デザインについてデザインは好みの問題と思います。が、出張中に会った外国人の方からは?良いかばんだね」、?高そうなかばんだね?とほめられまくりました。外国人はブランドのかばんを使う人が少ないので、純粋に?かっこいいね?といってくれる方が多かったです。機能についてとてもよく考えられて作られています。スライドバーは単純な形状ではなく、掘り込みをして堅牢性を高めつつ、がたつきを少なくしています。4段スライドで上の方で2段階の長さに調節できるようになっています。この短いほうで、ちょっとした階段の上り下りとかをこなせるので便利です。持ち手のハンドルもしっかりしていて頼れます。自動的にホームポジションに戻るようになっているため、飛行機の頭上コンパートメントで変なことにならず便利です。また、持ち手の位置も案外バランスがよく、階段を歩くときに足にぼこぼこ当たったりしません、ここは重要なポイントであると思います。ラッチは高級なラッチがついています。見た目も高級感があってかっこよいですが、ガッチリ閉まり、開けるときも突然開かないので助かります。肝心のホイールも2輪タイプで大型のホイールが採用されており、適度やわらかいので無駄にゴロゴロうるさいこともありません。この手のかばんで最も重要と思われるのは蝶番です。リモワやゼロなど高級品は蝶番に特別神経を使っています。本品は最も高級なピアノ蝶番ではありませんが、かなり頑丈そうな蝶番を4つ使用しています。板厚も肉厚で、路面のでこぼことぶつかりまくっても簡単にへこたれそうに無いです。蝶番は、かばん自体の噛み合わせを支えています。ここがゆがんでしまうと、フレームにバイアスがかかることになり、ラッチが負けて破損に至るパターンが多いです。最後に内装です。ジャバラ状の間仕切りがついています。ここだけは唯一このかばんで不満を感じるものでした。まず、間仕切りの設置がベルクロとスナップになっています。ここはジッパーとスナップのほうが使い勝手良いと思います。また、間仕切りの間隔もいまいち使い勝手が良くないです。奥に入ったものの出し入れなどをもう少し考慮してもらいたいものです。しかし、総合点では価格を考えれば十分に良いかばんであると思います。ご購入の参考になれば幸いです。