K 5 サイクロン型の集塵分離器です。大型の容器(ペール缶20L等)内部に埋め込んで使用するタイプで、外上部に据え付けるタイプに比べるとすっきりとまとまります。サイズデータは画像が添付されていますが、設置時に実測しましたので参考にお伝えします。取付部は直径80mmとなっていますが、実測では78.9mmでした。固定用のねじ穴は5mm径です。ペール缶蓋に直接固定する場合、裏側にワッシャを1枚入れて、M5 10mmでぴったりでした。集塵ダクト取付部は、掃除機につなげる上部が外径29.1mm、内径25.0mm、集塵側の横部が外径29.1mm、内径25.4mmでした。接合部が短いため適正サイズのアタッチメントを探さないとなりませんが、メーカー品は割高なので私は100円ショップの掃除機用アタッチメントを購入し、接合部分を切断してパイプと本集塵機との間に入れることで対処しました。よくできた集塵機で、取り付けも容易ですが、唯一慎重に行う必要があるのはペール缶上部の約80mmの丸穴開けだけです。正確に開けることで、接合部に充填剤を使用しなくとも密閉度は高く、サイクロンは機能します。初めて集塵した際に掃除機側には全く塵が入っていなく、全てペール缶にあったのには感動しました。(ペール缶側面に沿って回転しているため、底部だけでなく側面上部にも木塵が付着します。)木工DIYでトリマーやテーブルソー、丸鋸を部屋の中で使用する方にはお勧めしたいものです。鋸の切り屑は大丈夫ですが、鉋の削り屑は薄くとも長いのでサイクロン部でつまってしまうかもしれません。