バボララケットケース

Old engineer 4
いままでいろいろなメーカーのオシロを使ってきましたが、RIGOLは初めてになります。DS1102Z-E はこのシリーズの最もベーシックなモデル (100MHz, 2ch) になります。まず、メニューとボタンの豊富さに驚きました。反面、垂直軸のノブがCh1, Ch2で共通になっているのは慣れないと少し手間かもしれません。表示される波形は非常に安定していてトリガーもブレることはなく、明るくハッキリと見えます。ただ安いだけの商品とは一線を画す、スペック通りの充分な性能を持っています。各種測定値の表示と切り替え、測定方法の変更など、メニュー選択は少しわかりにくいです。慣れもありますが、直感的に操作がわからないところがありました。特に、選んだメニューを決定する際、ノッチの無いロータリーエンコーダと兼用の押しボタンスイッチノブは、押すときに意図せずエンコーダが回り選んだメニューがズレて決定されてしまうことがままありました。ここは要改善と思います。このクラスのものにしては重量があり、最近の他社同クラスのものに比べると見た目より重く感じますが、定位置に設置して使う分にはむしろ安定して好都合かもしれません。また排熱ファンの音も、横向きについているせいかそれなりに耳に響き、静音性はあまり期待出来ませんが、実験室で使っている分にはあまり気にならないでしょう。USB端子(2種),LAN端子まで備え、外部とのインターフェースもバッチリです。ただし、レビュー執筆時(2021/1/31現在)、RIGOL Japan のサイトにはドライバーやデータ転送用アプリケーション類の説明はありません。全体として、オシロそのものの性能?機能重視で低価格を求めるなら、良い選択の一つだと思います。ただし対応ソフトウエアの点など、すぐに即戦力として使うにはまだこなれていないところが多いので、初心者向きとは言えないかもしれません。今後の対応に期待します。(2021/2/2 追記) USB接続の対応ドライバ(UltraSigma)，制御アプリケーション類は，RIGOL USA のサイトからDLすることができます．Windows10 PC (64bit) に接続し，動作することを確認しました．(2021/3/1 追記) ドライバ，制御アプリ類は RIGOL Japan のサイトでもDLできるようになっていました．また，ファンクションジェネレータ(AFG) の出力波形を観察してみたので写真を追加しました．他社のハイスペックなオシロ(500MHz)の表示と見比べましたがほぼ完全に一致しており，AFGの出力波形 (正弦波は60MHz, 矩形波は立ち上がり時間10ns)を完璧に表示しています．素晴らしい性能だと思います．

kattamono 4
片手で持ちやすい、広げやすいのでそこはすごくいいと思います。大も小も使えるのが安心です。ビニールが半透明なので使ったあとちょっと嫌な感じがしそうなのが残念。付属の黒い袋があるのですぐにそちらに入れるとか、見たくなければ黒い袋をかぶせて持つとかやりようはあるかなと思います。

すぐに届きました。 価格に満足です。

ケイジ 4
使いやすい。