直角に曲がっている爪への装着方法
まきづめリフトは基本的に4個のクリップを装着します。 左右対称の円い巻き爪の場合は3個でも十分に矯正できますが、 この写真のような場合には4個が必要です。 3個であっても4個であっても両外側のクリップは できるだけ爪端に掛けるのがコツです。
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直後の写真ですが、 向かって右端のクリップが曲がっている頂点の近くに掛かってしまいました。 それでも矯正はできているのですが、少し物足りません・・・。
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左右両端のクリップがともに爪端にくるように掛けなおしたところ、 見違えるほどきれいに矯正できました。 両外側のクリップはできるだけ爪端に掛けるのがコツです。
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爪端が巻き込んでいてクリップがかけにくい場合
爪の内側ではなく外側にまきづめリフトを装着すると掛けやすくなります。 まきづめリフトを通常とは逆向き(ワイヤーが爪の上に来る)に装着していきます。 ※ワイヤーが爪の上側に来るため、 日常生活で引っ掛かりやすくなったり外れやすくなります。 この場合はテープや接着剤で保護してください。
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丸く切ってしまっている場合
まきづめリフトは爪の先端が少し丸い程度であれば掛けられますが、 丸みが強過ぎると外れやすくなります。
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クリップを2個外してまきづめリフトを逆さま (ワイヤーが爪の上に来る)にし両端にかけます。
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※ワイヤーが爪の上側に来るため、 日常生活で引っ掛かりやすくなったり外れやすくなることがありますので、 クリップを覆うように爪先から5mm程度を透明のジェルネイル またはジェル状の接着剤で固めてください。 それでも引っ掛かるようでしたらその上からテープなどで保護してください。
爪の長さが足りない場合
爪先のゆびから浮いている白い部分が短すぎると製品が当たって痛みます。 その場合、爪の両端に1mm程度の長さがあれば、 まきづめリフトを逆さま(ワイヤーが爪の上に来る)にし両端に掛けます。 ※ワイヤーが爪の上側に来るため、 日常生活で引っ掛かりやすくなったり外れやすくなることがありますので、 クリップを覆うように爪先から5mm程度を透明のジェルネイル またはジェル状の接着剤で固めてください。 それでも引っ掛かるようでしたらその上からテープなどで保護してください。
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爪にヒビが入って割れそうな場合
ヒビを挟むようにクリップを(1)(2)の順で掛けます。 続いてヒビとクリップを接着剤で(3)一緒に固めてしまいます。 しっかり補強ができたら残りのクリップ(4)(5)を掛けます。
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外し方
装着後1〜2週間で巻き爪は矯正されますが、 爪が伸びて日常生活に支障がでるまで装着することをお勧めします。 十分に爪が伸びている場合はクリップが着いたまま爪を切ってください。 十分に伸びていない場合は、 ピンセット等の先端をクリップの裏側に差し込み、 前方に押し出してください。
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接着剤で固定している方、 上からジェルネイルをしている方は、 まきづめリフトを着けたまま爪を切ってください。 専用ヤスリをお持ちの方は爪を切らずに外すことが出来ます。
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詳しくはジェルを施したクリップの外し方をご覧ください。
厚い爪を削ってまきづめリフトを装着しました。装着前と装着直後の写真です。
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きれいに装着できて、装着直後に矯正されたことが分かります。 厚い爪の場合には1週間くらいの間で更に矯正されていきます。 右の装着直後の写真は透明のジェルネイルで固めてあります。 ジェルネイルは固まっても弾力性がありますから矯正力がなくなることはありません。
ジェルネイルで固めたクリップの外し方ですが、 ヤスリの黒い面で固まったジェルを三角形のクリップの表面 が露出するまで削ってしまえば通常どおりに外せます。
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分りやすくするためにカラージェルで説明します。左写真は削る前、 右写真は黒い面でガリガリと削ってクリップの表面を露出させたところです。
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左写真のように、爪裏のクリップにマイナスドライバーやピンセットなど の薄い金属器具を差し込んで手前に強く引いてください。 ゆびをしっかりとつまみながら行うと外しやすいです。 写真は、弊社で販売しているニッパーに 同梱しているまきづめリフト専用の取り外し器ですが、 これを使えば爪裏にたまったゴミも掃除できます。 右写真はクリップを外したところですが、残ったジェルは引き続き黒い面で荒削りし、 最後に白い面で仕上げ削りすれば透明ジェルであれば見た目には分らなくなります。
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それでも残存ジェルが気になる場合には市販の除去液を使って次のような手順で行ってください。 1)残存しているジェルネイルの表面を満遍なくヤスリでこすって傷つけます。 2)脱脂綿や重ねたティッシュペーパーを爪の大きさに切って爪に乗せ市販の除去液をひたす。 3)アルミフォイルで包んで15分ほど待つ。 4)ジェルが柔らかくなっているのでクリップを外して器具の円くなっている先端でやさしく剥がす。 5)爪とゆびをボディソープなどで丁寧に洗う。
ジェルネイルonまきづめリフト
まきづめリフト装着例
まきづめリフトは装着直後から矯正効果が現れます。 装着から約1週間の間に更に矯正が進み、 その後は器具を取り外すまで矯正状態が保たれます。 取り外しの目安は約1ヶ月から2ヶ月。 爪が伸び、日常生活に支障をきたすようになったら取り外します。
標準的な装着ケース 
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A-07:爪が薄いので透明ジェルで固めました。 矢印のところに巻き爪で圧迫されていた痕が残っています。 A-08:矢印のところに巻き爪で圧迫されていた痕が残っています。
装着後にジェルネイルを施したケース 
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特殊な装着ケース 
C-01:片側の爪が薄く、割れてしまう恐れがあったため、 クリップ二つを寄せて装着後、爪とクリップ周辺にグルー (瞬間接着剤)を塗布し補強しました。 C-02:爪が小さかったためクリップ数を減らして装着しました。 
C-03:爪端が巻き込んでいて掛けにくかったため、 ワイヤーが爪の上に来るよう逆さまに装着しました。 C-04:爪のカーブが強く、クリップが外れやすくなるおそれがあったため、 爪の両端2ケ所だけにクリップを掛け、 ワイヤーが爪の上に来るよう逆さまに装着しました。 
C-05:爪の長さが足りず製品が当たって痛むおそれがあったため、 爪の両端2ケ所だけにクリップを掛け、 ワイヤーが爪の上に来るよう逆さまに装着しました。 C-06:爪端が巻き込んでいて掛けにくかったため、 ワイヤーが爪の上に来るよう逆さまに装着しました。
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