単衣着物や長襦袢、絽や紗の着物を仕立てる時に必要になってくる背伏せ(茶)です。これでもう気になる背中の“ひらひら”とはさよならです。パッケージ(ビニール包装)は変る場合があります。
【背伏せとは】
着物を仕立てる際、背は背中心で縫いあわせますが、単衣の場合には裏地がないので“縫い代(ぬいしろ)”が裏側にひらひらと露出してしまいます。そこで“ひらひら”を絎(く)けると今度は、縫い糸が背表に出てしまったり、絎けた部分が攣(つ)れたりして見映えが良くありません。また、背縫いは座ったり屈んだりするときに一番力のかかる場所であり痛みやすい部分なので、しっかりと縫い合わせる必要があります。
このような単衣着物の背縫いの不都合やニーズを解決してくれるのが背伏せです。背縫いの際に、生地の補強もかねて、縫い代を細長い布(幅約3センチ×長さ約170センチ)で包むようにして一緒に縫い合わせるのです。この細長い布が背伏せと呼ばれるものです。
■素材
正絹/羽二重
■寸法
長さ170センチ×幅3.3センチ
■重さ
5グラム
■色
黒
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